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専業主婦でも借りられる配偶者貸付とは?内緒で借りたい!在籍確認など審査流れや利用できる消費者金融・銀行カードローンについて

配偶者貸付とは カードローン
  • 配偶者貸付制度って何?簡単に知りたい。
  • 専業主婦でも配偶者貸付で借りれると聞いたけど、内緒で借りるのは無理?

「専業主婦はお金を借りられない」という書き込みをよく見ますが、どうしてなのでしょうか。消費者金融や信販会社といった貸金業者による貸付には、貸金業法が適用されています。貸金業者は貸金業法で定められている「総量規制」によって、利用者の年収の1/3を超える金額を貸し付けることはできないと定められています。

このことから、収入のない専業主婦(主夫)は貸金業者の申し込みをすることができないのです。では、専業主婦(主夫)がお金を借りる方法はないのでしょうか。

ここでは、収入のない専業主婦(主夫)や、収入が低いために希望額の借入が難しい申込者が「配偶者の年収を加味して借入」をすることができる、貸金業法の例外貸付「配偶者貸付」について解説します。

専業主婦も利用できる!配偶者貸付制度とは?

配偶者貸付提出書類

配偶者貸付は、貸金業法で総量規制の例外貸付けに分類される貸付けです。配偶者貸付は、配偶者の同意を必要となりますが、申込者と配偶者の年収合算額の1/3以下の貸付が可能です。収入のない専業主婦(主夫)やパート・アルバイトで働く申込者の収入が低く、希望額の借入れができそうにない場合に利用できる制度です。

【利用可能額の算出方法】
(申込者+配偶者の年収の1/3)-(申込者+配偶者の借入残高)=(申込者+配偶者の借入上限額)

【例1】
以下の場合、借入上限額は100万円となります。
・申込者/専業主婦(主夫)収入0円
・配偶者の年収300万円
・借入残高0円
(0+300)万円×1/3-借入なし=100万円

【例2】
以下の場合、借入上限額は90万円となります。
・申込者収入60万円
・配偶者年収300万円
・借入残高30万円
(60+300)万円×1/3-30万円=90万円

配偶者貸付制度は、お金を貸す側の会社が制度に対応していることが利用条件となります。申し込みの際は以下の書類提出が必要です。

提出書類
  • 申込者の本人確認書類
  • 配偶者の収入証明書類 
  • 夫婦間の身分関係を証明する公的書類 
  • 配偶者貸付を締結することについての配偶者の同意書 
  • 指定信用情報機関への信用情報の提供などに関する配偶者の同意書

在籍確認や審査手続きはどうなる?銀行と消費者金融で違う点は?

通常、収入のない専業主婦(主夫)がカードローンを利用するには、専業主婦が申込可能な銀行カードローン(貸金業法の対象外)もしくは、消費者金融の配偶者貸付(貸金業法の例外貸付)を利用するしかありません。

それぞれ、在籍確認や審査の手続きはどうなるのでしょうか。

カードローン種類在籍確認審査対象
銀行カードローン自宅固定電話もしくは申込者本人の携帯電話に連絡申込者
消費者金融カードローン ※配偶者貸付制度配偶者の在籍確認あり申込者および配偶者

銀行カードローンは、配偶者の収入があれば、原則的に申込者本人の審査・連絡に限られます。一方で消費者金融の配偶者貸付を利用した場合、申込者本人および配偶者が審査対象となり、配偶者の在籍確認が行われます。

バレずに借りられる?配偶者貸付制度の注意点

前述の通り、消費者金融の配偶者貸付の利用には配偶者の同意が必要です。よって、配偶者に内緒で利用することはできません。配偶者に内緒で・・と同意書などを偽装することは、法に触れる行為となりますので絶対にやめましょう。

また、支払い義務を負うのは、あくまで契約者=申込者です。配偶者貸付の「配偶者」の定義は、法的に婚姻している人に限られます。入籍していない事実婚や同棲カップルでは利用できませんので注意しましょう。また、配偶者貸付の同意は婚姻の解消などの事由により撤回することも可能です。

配偶者貸付ではないけれど専業主婦が借りられる銀行カードローン

銀行カードローンは配偶者に年収がある場合、専業主婦でも申し込みが可能な場合があります。なかでもネット銀行は、収入のない専業主婦への融資にも積極的です。

ここでは、専業主婦の申し込みに対応しているネット銀行カードローンをご紹介します。

商品名専業主婦の借入特徴
楽天銀行カードローン・借入れに応じて楽天ポイントがもらえる
PayPay銀行カードローン・初回借入日から30日間利息無料
・口座開設が必要
イオン銀行カードローン〇  ・イオン銀行ATMおよびローソンATMの利用手数料無料
・低金利(最高金利13.8%)
セブン銀行カードローン・セブン銀行ATMおよびダイレクトバンキングサービスが利用可
・Web完結申込対応
新生銀行カードローン・口座がなくても申込可能

三井住友銀行や三菱UFJ銀行などのメガバンクは専業主婦への貸付を行っておらず、専業主婦がお金を借入する場合、ネット銀行や地方銀行の利用がオススメです。地方銀行の口座を普段利用していれば、開設手続きなしで申し込みができ、審査から借入・返済もスムーズです。利用中の地方銀行のカードローンの貸付条件を確認してみるとよいでしょう。

ブラックでも可能性ゼロではない?配偶者貸付制度対応の中小消費者金融

大手の消費者金融各社は配偶者貸付制度に対応しておらず、収入がゼロである専業主婦が利用することができません。配偶者貸付制度に対応している中小消費者金融をまとめました。

配偶者貸付制度に対応している中小消費者金融

消費者金融名限度額特徴
キャネット5~50万円  ・配偶者の借入同意書が用意されている
ベルーナノーティス1~300万円・少額から高額融資に対応
・初めての利用で14日間無利息サービスあり
レディースフタバ10~50万円・条件を満たせば、銀行口座への即日振込可
・配偶者への同意確認の電話あり

上記はいずれも中小消費者金融ですが、ホームぺージ上で専業主婦(主夫)への融資が可能なことが明記されています。

専業主婦で金融ブラック…配偶者貸付の審査に影響する?

では、配偶者貸付を利用してカードローンを申し込もうとしている専業主婦(主夫)が、金融ブラックだった場合はどうなるのでしょうか。配偶者に安定した収入があれば、契約者が金融ブラックでも審査通過できるのでしょうか。

先にも述べた通り、配偶者貸付を利用する場合、契約者=融資対象は専業主婦(主夫)となります。よって、申し込み者が金融ブラックであれば、通常のカードローンの申し込みと同様、審査通過は難しくなるでしょう。

配偶者貸付制度は避けたい!専業主婦が働き始めたらすぐ借りられる?

そもそも、配偶者の同意が必要な配偶者貸付を利用するのは避けたい方もいらっしゃるでしょう。配偶者に相談して(内緒にせずに)制度利用するのであれば、配偶者名義でカードローンに申し込みするのと大差ないと感じられるかもしれません。

そのような場合、パートやアルバイトで働き、少額でも収入が得られていれば、自身の名義で消費者金融のカードローン申し込みが可能です。パートやアルバイトであっても安定した収入とみなされ、申し込み要件を満たすからです。

消費者金融のカードローンは、継続年数や出勤日数が少なくても積極的に融資を行っている傾向があります。各社ホームページ上では借入可否が簡単にわかる借入診断ツールなどが用意されていますので、利用してみるとよいでしょう。

まとめ

「配偶者貸付制度」は、収入がゼロである専業主婦(主夫)や収入が低い方が融資を受けたい時に利用できる制度です。配偶者貸付に対応している業者では、借入を希望する方の年収(専業主婦/主夫の場合は0円)に配偶者の年収を加えた額の1/3までなら借入ができる可能性があります。ただし、制度の利用には配偶者の同意が必要です。配偶者貸付を利用したい場合は配偶者に相談し、最適な方法を選択しましょう。

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