- モビット以外にも借りてるけど、モビット便利だからまとめたい!
- 結局モビットっておまとめローンはある?ない?
「WEB完結」や「Tポイント連携」が人気のSMBCモビット。LINEとの連携や公式スマホアプリを使ってスマホATM取引が可能など、利便性の高さも魅力です。
充実した会員専用サービスのSMBCモビットですが、おまとめローンの取り扱いはあるのでしょうか。複数の借入先があり、「便利なSMBCモビットでまとめたい」とお考えの方も多いのではないでしょうか。ここでは、SMBCモビットのおまとめローンについて詳しくまとめます。複数の借入先があり、おまとめローンを検討されている方は参考にしてみてください。
SMBCモビットのフリーローンについては、以下ページでまとめています。
SMBCモビットおまとめローンの条件
SMBCモビットのおまとめローンには、「すでにSMBCモビットに入会している方」が対象、という条件があります。

「複数の会社からローンを借入中」「総量規制における借入が年収の1/3を超えている」かつ「SMBCモビット会員」であることが利用条件となります。
SMBCモビットに申し込みができる対象は以下の通りです。
・満20歳以上65歳以下の安定した定期収入のある方
※アルバイト、派遣社員、パート、自営業も利用可能
モビットのおまとめローン対象となる借入は、消費者金融・クレジットカードでのキャッシング(無担保ローン)に限ります。銀行のカードローンやクレジットカードのショッピング利用などはおまとめ対象外です。
SMBCモビットおまとめローンの商品について
モビットのおまとめローンについて商品概要と申込みの流れを見ていきましょう。なお、おまとめローンは返済のみの商品です。契約後の追加借入はできない点に注意しましょう。
商品概要
商品名 | おまとめローン |
借入利率 | 3.00%~18.00% |
担保・保証人 | 不要 |
利用対象 | 満年齢20才~65才の安定した収入がある人 ※アルバイト、パート、自営業も利用可能 |
使用用途 | 他の貸金業者または、みなし貸金業者からの借入返済に限る |
貸付方法 | 振込代行 ※SMBCモビットが借入先に利用者名で振込 |
返済方式 | 元利定額返済方式 |
返済方法 | 口座振替・ATM返済・振込返済 インターネット返済ならびにポイント返済 |
返済回数・期間 | 最長160回(13年4カ月) |
限度額 | 500万円 |
支払い期日 | 毎月一定日 |
約定支払日 | 返済期日は、5日、15日、25日、末日のいずれかから、 利用者の都合に合わせて選択可能 |
おまとめ対象になる借入 | 消費者金融・クレジットカードでのキャッシング(無担保ローン)※銀行カードローン・クレジットカードのショッピング利用は対象外 |
申込の流れ
【STEP:1】申込
電話にて申し込みをする。0120-24-7217(営業時間9時~18時)
担当者から他社の借入情報についてヒアリングされるので元本・金利・毎月の返済額・振込返済先口座について予め整理しておきましょう。
【STEP:2】審査結果連絡
審査結果は、SMSで通知されます。電話希望の場合は、利用者が希望する連絡先にモビット担当者が個人名で架電してくれるので安心です。
【STEP:3】契約
会員専用サービス「Myモビ」(スマートフォン版)で手続きを行います。手続きはWEB上で完結するため、郵送物はありません。ただし、契約手続きにはスマートフォンが必要になるため注意が必要です。
【STEP:4】借入
SMBCモビットが利用者の他社借入先へ、利用者の名前で振込する。以後、利用者はSMBCモビットへ返済を開始します。
総量規制内?SMBCモビットおまとめローンのメリット・デメリット
次に、モビットのおまとめローンのメリット・デメリットについて見てきましょう。
- 毎月の返済額・金利負担が軽減
- 返済日が毎月1回
- 段階的に残高が減少
- 総量規制の対象外
毎月の返済額・金利負担が軽減
おまとめローンの最大のメリットは、金利です。おまとめローンの金利は、おまとめ前と比較すると低くなるため、毎月の返済額や金利負担を軽減できる可能性があります。
返済日が毎月1回
複数の借入先があると、それぞれの返済日が異なり返済対応やスケジュール管理が煩雑です。おまとめローンを利用することで、返済日が月に1度となるので返済管理がラクになります。
段階的に残高が減少
おまとめローンは返済専用の商品です。新たな借入れはできないため、計画的かつ段階的に借入残高を減らすことがでます。
総量規制の対象外
おまとめローンは、貸金業法の総量規制の対象外の貸付です。そのため、年収の1/3を超える金額であっても「おまとめ」することが可能です。
- 審査通過
- 追加借入れはできない
- 返済総額の増加の可能性あり
審査通過
SMBCモビットのおまとめローンは、モビット会員を対象としていますが、改めておまとめローンの審査に通過する必要があります。
追加借入れはできない
おまとめローンは基本的に追加の借入れはできません。新たに借入れの必要が生じた場合は、別のローンを契約することとなってしまいます。あくまで返済専用商品であることを確認しておきましょう。
返済総額の増加の可能性あり
おまとめローンのメリットで、毎月の返済額・金利負担軽減を挙げました。しかし、月々の返済金額を減らした結果、返済期間が長期化すると返済総額が高くなってしまう場合もありますので注意が必要です。
アイフル・プロミス・アコム・レイクALSA大手消費者金融おまとめローン比較
SMBCモビット以外の大手消費者金融おまとめローンは、どうなっているのでしょうか。条件などをまとめました。
SMBCモビット | アイフル | プロミス | アコム | レイクALSA | |
利用条件 | モビット会員(満20才~65才の安定した収入のある人) | 満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する人 | 年齢20歳以上、65歳以下で安定した収入のある人 | 18歳以上(高校生を除く)の安定した収入と返済能力を有する人 | 満20歳~70歳までの安定した収入のある人 |
借入利率 | 3.0%~ 18.0% | 3.0%~ 17.5% | 6.3%~ 17.8% | 7.7%~ 18.0% | 6.0%~ 17.5% |
返済回数・期間 | 最大160回(最長13年4カ月) | 最大120回(最長10年) | 最大120回(最長10年) | 最大146回(最長12年3カ月) | 最大120回(最長10年) |
限度額 | 500万円 | 800万円 | 300万円 | 300万円 | 500万円 |
資金使途 | 消費者金融・クレジットカードでのキャッシング | 消費者金融・銀行ローン・クレジットカードのキャッシングおよびリボ | 消費者金融・クレジットカードでのキャッシング | 消費者金融・クレジットカードでのキャッシング | 消費者金融・銀行ローン・クレジットカードのキャッシングおよびリボ |
アイフルは、既にアイフル利用中の人向けの「おまとめMAX」、はじめて利用する人向けの「かりかえMAX」のおまとめローンがあり、限度額の大きさが特徴です。プロミスとアコムは限度額が300万円であることと資金使途が同じですが、利用年齢と利率、返済期間が異なります。レイクALSAの「アルサdeおまとめ」は銀行からの借入れなどもおまとめ対象となっています。
SMBCモビットおまとめローン申込み必要書類
SMBCモビットのおまとめローンに申し込む場合、必要な書類について説明します。
他社の残高等を証明する書類
申し込みの電話で、モビットの担当者から他社の借入情報を聞かれます。その際、必要に応じて他社の残高等を証明する書類の提出が必要になる可能性があります。
収入証明書類
以下の収入証明書類の中から、直近に発行されているものいずれか1点が必要です。※現在の勤務先での収入について記載のもの
- 源泉徴収票の写し
- 税額通知書の写し
- 所得証明書の写し
- 確定申告書の写し
- 給与明細書の写し
給与明細書の場合は、直近の給与明細書2ヶ月分が必要です。賞与支給のある人は、年間の賞与額(夏・冬・各々)が確認できる賞与明細書も必要となります。
営業状況確認のお願い※個人事業主の場合
公式サイトより書式をダウンロードし、必要事項を記入して提出します。内容は営業状況(事業計画・収支計画・資金計画)について回答するものとなっています。
まとめ
SMBCモビットのおまとめローンは、既にモビット会員になっている人向けの商品です。複数の借入先をモビットにまとめることで、返済管理をシンプルにすることが可能です。おまとめローンは、確実な返済を重ねることで完済を目指す商品となりますので、原則として追加の借入はできません。複数の借入先への返済に苦慮している方は、検討してみるとよいでしょう。