- 中央リテールってあまり聞かないけど、どんな会社?
- クレジットカードの解約を勧められるって本当?
中央リテールはおまとめローン専門の消費者金融なので、おまとめローンについて調べた経験のない人は、あまり耳馴染みがないかもしれません。今回は中央リテールがどんな会社なのか、口コミをもとにメリットやデメリットをまとめます。中央リテールのおまとめローン
中央リテールについて。ヤミ金ではない
中央リテールはおまとめローン専門の消費者金融です。中央リテールは、他社借入先が5社以上あるなど、毎月返済の管理が面倒だ!と言う方におすすめです。ここでは中央リテールってどんな会社なのかまとめます。
中央リテールはおまとめローン専門の消費者金融!
前述の通り、中央リテールはおまとめローン専用の消費者金融です。
おまとめローンとは・・・ 複数ある貸金業者の借金を一本化すること。
今までそれぞれの消費者金融からの借入に金利がかかっていたところを、借金一本化することで月々の返済金額が軽減されたり、毎月の返済日が統一されることで管理が楽になるメリットがあります。
任意整理とは違い金融事故扱いにならないので、「ブラックになるかも!?」といった心配はありません。また、おまとめローンは総量規制(年収の3分の1しかお金を借りられないと言う法律)の対象外になりますので、総量規制の上限まで借入している場合でもおまとめローンであれば利用可能です。銀行が取り扱う場合、借り換えローンとも言います。
中央リテールの審査は厳しめですが、その分メリットとして、他社と比べて金利が低いです。
業者名 | おまとめローンの金利 |
アコム | 実質年率7.7%~18.0% |
アイフル | 3.0%~17.5%(実質年率) |
プロミス | 6.3%~17.8%(実質年率) |
中央リテール | 年10.95~13.0 % |
あまり聞き馴染みのない会社なので、闇金ではないかと心配になる人もいるかもしれませんが、中央リテールは金融庁に登録されている正規の登録貸金業者なので安心です。

中央リテールの商品概要
貸付利率 | 無担保おまとめローンの場合:年10.95~13.0 % 不動産担保ローンの場合:年8.2~9.8 % |
遅延損害金 (賠償額の元本に対する割合) | 20.0%(年率) |
融資額/契約額 | 無担保おまとめローンの場合:最高 500 万円 不動産担保ローンの場合:最高 3000 万円 |
返済方式 | 元利均等 |
返済期間及び返済回数 | 無担保おまとめローンの場合:最長 10 年(120回) 不動産担保ローンの場合:最長 10 年(120回) |
返済日 | 毎月1回 30日毎の返済 |
担保・連帯保証人 | 無担保おまとめローンの場合:不要 不動産担保ローンの場合:要担保 |
融資時間 | 無担保おまとめローンの場合:最短 1 日 不動産担保ローンの場合:最短 4 日 |
無利息期間 | なし |
営業時間 | 平日9時〜18時 土日祝定休 |
中央リテールの口コミ。紹介屋の噂は?
中央リテールの口コミはどのようなものが多いのでしょうか?口コミを見て、他社と比較検討してみましょう。
良い口コミ

家族に内緒で申し込んだところ、担当者が配慮してくれて家族にばれずに申し込みできた。

総量規制オーバーだったけど、担当者が親身になって相談に乗ってくれて申し込みできた

借金全額おまとめにしてもらうことができ、毎月の返済額が少なくなって助かった。
悪い口コミ

現在所有しているクレジットカードの解約が必要だった

申し込みの目安は他社借入3件以上、借入額が100万円だった
中央リテールメリットデメリット、クレジットカード解約は本当?

中央リテールを利用する際の、メリットとデメリットは?よく把握した上で申し込みましょう。
- 他社のおまとめローンに比べて金利が低い
- 低金利なので総返済額が減る
- おまとめローンは総量規制の対象外である
- 返済日を一本化できるので管理しやすくなる
- 窓口担当者の丁寧な対応
- 不動産担保ローンもある(地域限定)
・他社のおまとめローンに比べて金利が低い
他社おまとめローンの上限金利が18%前後の中、中央リテールの上限金利は年10.95~13.0 %となり、他社と比較すると低いです。数%の違いですが、積もり積もれば馬鹿にならない金額になります。金利が低いことは、中央リテールを利用する最大のメリットになるでしょう。
・低金利なので総返済額が減る
今まで借入先各社にそれぞれ金利を支払っていたため、金利だけでかなりの金額を支払っていたのではないでしょうか?おまとめローンにした時点で、金利も一本化できるので支払い総額が減るのですが、中央リテールはさらに他社に比べると金利が低いので、総返済額の減額が可能です。
・おまとめローンは総量規制の対象外である
おまとめローンは総量規制の対象外です。そのため、総量規制をオーバーしてしまっている人でも利用できます。
・窓口担当者の丁寧な対応
中央リテールの他社と違う点は「貸金業務取扱責任者」と言う国家資格保有者が接客に応じてくれる点です。おまとめローンを利用する時点で、借入金額が大きくなっている人が多いと思います。自分から弁護士など専門家に相談することはハードルが高いと思いますが、中央リテールでは最初から専門家が相談に乗ってくれるので安心ですよね。接客が丁寧と言う口コミは多く見かけ、専門家視点から適切なアドバイスをもらえる点は大きなメリットです。
・不動産担保ローンもある(地域限定)
地域限定ではありますが、不動産担保ローンもあります。不動産担保の場合、金利がさらに低く年8.2~9.8 %となり、融資額が最大3,000万円まで借りられます。
利用可能な地域:
群馬・茨城・栃木・埼玉・千葉・東京・神奈川・静岡・山梨・愛知・宮城(市街地)・大阪(市街地)・兵庫(市街地)・奈良(市街地)・京都(市街地)・福岡(市街地)
デメリット
・来店必須で店舗は東京のみ
・金融ブラックは審査通過が難しい
・土日祝日は対応していない
・リボ払いの解約を進められる
・使い道が他社返済のみに限定
・来店必須で店舗は東京のみ
中央リテールでの契約には来店が必須です。店舗は東京にしかないので、東京近郊に住んでいる方にはおすすめですが、遠方に住んでいる人にとっては不便です。遠方に住んでいる人は、交通費や宿泊費を考えて契約するか検討してください。
・金融ブラックは審査通過が難しい
どこの金融会社でも当てはまりますが、過去に自己破産や任意整理などの金融事故や、延滞があると審査通過が難しくなります。中央リテールは他社と比べて金利が低い分、審査が厳しい傾向に。中央リテールに申し込む前に、まず信用情報機関を問い合わせ、少しでも信用情報を整えましょう。
・土日祝日は対応していない
土日祝日は対応しておりません。申し込み自体はネットから可能ですが、契約には来店が必須なので、土日祝しか休みがない人は、平日(9時〜18時)に休みをとって店舗まで向かう必要があります。
・リボ払いの解約を進められる
リボ払いとは毎月指定して一定額を返済していく方式です。各々の支払いに対して分割にするのではなく、残高全体を一定にすることで合計残高を減らしていきます。ただし、金利が18%程度と高く、毎月の返済額のほとんどが金利や手数料で元金がほぼ減っていないケースが多く、リボ払いで買い物すればするほど借金は増える一方です。
中央リテールではリボ払いをしているクレジットカードの解約を勧める場合があるそうですが、救済措置的な意味で勧めているのだと思います。キャッシュレス化が進み、何かと便利なクレジットカードを解約するのことに抵抗がある人もいるでしょう。クレジットカードを再度契約し直すと、審査に時間がかかるため、クレジットカード解約はデメリットになります。
・使い道が他社返済のみに限定
他社含めておまとめローン全般に言えることですが、おまとめローンで融資してもらったお金は、基本的には他社返済以外に当てることはできません。多めに借りて、返済後余ったお金を自由に使う!なんてことはできませんので、注意が必要です。
中央リテールの申込み審査流れや必要書類
中央リテールに申し込む際の必要書類や、申し込み方法はどのようになっているのでしょうか?中央リテールは来店での契約になりますので注意する必要があります。注意点に気をつけながら申し込んでみましょう。
必要書類
必要書類は本人確認書類と収入証明書類です。借りる人によって必要書類が変動するかと思いますので、何が必要なのか担当者にしっかり確認しましょう。
本人確認書類(いずれか1点)
・運転免許証
・パスポート
・マイナンバーカード
収入証明書類(いずれか1点)
・源泉徴収票
・確定申告書
・所得証明書
申し込み方法の流れ
- Webもしくは電話(03-6415-1280)で申し込む
- 担当者と相談の上仮審査。その後に審査結果の連絡が届く。
- 審査に通れば契約日を決め、来店して契約を行う。
- 契約終了後に融資金を受け取り、各社の借入金を返済する。
中央リテールの審査基準は?

中央リテールの審査基準とは一体どのような内容なのでしょうか?おまとめローン専門とあって、一般的なフリーローンとは対象者が異なります。当てはまるかチェックしてみてください。
中央リテールは、窓口担当者が皆国家資格保有者である点や、金利が他社より低い点から、過去に金融事故を起こした経験があったり、2ヶ月以上の延滞をした人には厳しい模様。会社を経営している事業主の人も審査通過は厳しいようです。
おまとめローン専門とあって、他社借入が5社以上、200万円以上ある人は相談する価値があります。また、過去に金融事故や延滞などなく、真面目にコツコツ返している人が印象が良いです。事業主ではなく、会社に雇用されて勤めている人の方が、毎月安定した収入があると考慮され、審査に有利な傾向です。
中央リテールは、おまとめローン専門なので、他社借入先が多くて毎月の返済管理に困っている人におすすめです。また、おまとめローンにすることで、総返済額を減らせるので、少しでも節約したい人にもメリットがあります。中央リテールの窓口担当者は国家資格所有者なので、相談しながら決めたいと言う人にも安心して利用できるでしょう。
中央リテールの審査に落ちた!そんなときはフクホーやアローを検討しよう
中央リテールで落ちてしまった人、フクホーやアローのおまとめローンを検討してみてはいかがでしょうか?
フクホーとは?
フクホーは日本貸金業協会の会員にもなっている、正規の消費者金融です。創業は1967年3月、設立は1970年2月です。半世紀以上の歴史を誇る、消費者金融の中では老舗中の老舗です。
・フクホー借り換えローン
貸付の種類 | 証書貸付 |
貸付金額 | 5万円~200万円 |
貸付の利率 | 実質年率 7.30%~20.00%(貸付金額で変動) |
遅延損害金 | 実質年率20.00% |
返済の方式 | 元利均等返済方式 |
返済期間 | 借入日から最長10年以内 |
返済回数 | 2回~120回以内 |
貸付対象者 | 20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方で基準を満たす方 |
担保 ▪ 連帯保証人 | 原則不要 |
フクホーがおすすめの理由
フクホーは過去金融事故を起こした人でも、柔軟に審査をしてくれると評判の消費者金融です。過去の金融事故を起こした人でも、現在しっかり稼いでいると審査に通る可能性があります。デメリットは、必要書類が多い点ですが、書類をしっかり揃えることができれば審査通過の確率は上がるでしょう。
消費者金融アローとは?
アローとは愛知県名古屋市に本社を構える中小消費者金融です。2000年11月6日創業で21年続く中小消費者金融です。アローも正規の登録貸金業者です。
・借り換えローン
貸付金額 | 200万円まで |
貸付の利率 | 15.00%~19.94%(実質年率) |
遅延損害金 | 19.94%(実質年率) |
返済の方式 | 元利均等返済 |
返済期間 | 最長15年以内 |
返済回数 | 2~180回 |
貸付対象者 | 25歳〜65歳 |
担保 ▪ 連帯保証人 | 原則不要(借換え対象債務以上の担保・保証人設定はありません) |
アローがおすすめの理由
アローは中小消費者金融には珍しく、アプリで借入利用ができる消費者金融です。郵送物が届かないので家族にバレる心配もありません。来店不要で、金融ブラックでも審査に通ったという口コミも見られました。デメリットは勤続年数が1年以下だと申し込み自体ができない点です。
まとめ
中央リテールはおまとめローン専門の消費者金融です。他社消費者金融のおまとめローンに比べると金利が低めなので、総支払額を節約できます。国家資格所有者が対応してくれるので安心して利用できる点もメリットですね。ただし、契約には来店が必須。首都圏以外に住んでいる人は交通費との兼ね合いも検討してください。借金を増やさないよう、クレジットカードのリボ払いの解約を進められる可能性がある点も把握しておきましょう。
おまとめローンなので融資額が大きいため、金融事故や延滞があった人は審査に通りにくいでしょう。中央リテールの審査に落ちてしまった場合は、中小消費者金融でおまとめローンを取り扱っているフクホー・アローのおまとめローンもチェックしてみてください。