更新日:2018/12/3

戸籍の種類

戸籍には、謄本と抄本があります。
謄本とは戸籍に記載されている全員を対象にしたもの
抄本とは戸籍に記載されている一部の人を対象にしたものです。

1.戸籍謄本(戸籍全部事項証明)
ひとつの戸籍に記載されている全員の身分関係を写したものです。

2.戸籍抄本(戸籍一部事項証明)
ひとつの戸籍に記載されている一部の人に関する身分関係を抜き出して写したものです。

3.除籍謄本・抄本
戸籍に記載されている人全員が婚姻や死亡などによってその戸籍から除かれたことにより、その戸籍に誰もいなくなった戸籍です。
謄本とは除籍に載っている全員を記載したもので、抄本とは除籍に載っている一部の人だけを記載したものです。
戸籍がコンピュータ化されて、除籍謄本を除籍全部事項証明書、除籍抄本を除籍個人事項証明書としています。

父親が亡くなった時などは、父の除籍をとらないといけないと考えてしまいますが、まだ母親が生きていたり、子どもが結婚していなかった場合は、除籍謄本ではなく戸籍謄本をとることになります。(1人でも除かれていない生存者が戸籍に存在すれば、除籍謄本を取ることはできません)

4.改製原戸籍謄本
戸籍法改正などにより、戸籍の記載様式等が変更されて新しく作成されることがあります。この場合の古い方の戸籍のことです。

改正原戸籍の取得が必要な理由は、たとえば父、母、長男、長女の4人が戸籍に記載されていた家族で、長男が結婚した場合、長男はその戸籍から除籍され、戸籍謄本で長男が削除されて確認できないため、原戸籍を取得して親子関係を証明する場合などがあります。
原戸籍の取得は相続手続の為には必要不可欠な手続といえます。

除籍や改製原戸籍は、保存期間が150年ですが、以前は80年までとされており、消失した分は請求することができません。

5.戸籍の附票
戸籍の記載されている人の住所が記録されています。
住民票は住所地の市町村役場で管理されていますが、戸籍の附票は本籍地の役所で管理されています。住民票は居住している市町村の「転入前の前住所」、「現住所」、「転出先の住所」の3住所のみが記載され、転出後の住民票は除票となりますが、5年間しか保存されません。
婚姻や他市町村への転籍などにで戸籍が移動されていない限り、戸籍の附票で住所の連続性を証明することができます。

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