更新日:2017/5/24

異議申し立て書のポイント

異議申立を行うにあたって、どういう理由でそうした結論が出されたのか分からなければ、せっかく異議申立書を作成してもポイントを外してしまいます。 ですから事前に、保険会社から認定理由(非該当となった理由)を記載した書面を貰っておきましょう。

異議申立は認定を否定した理由に対応していくことが大切です
被害者の方が自分で異議申立書を作成したものを拝見させていただいた場合に、認定理由に対応していない場合が多くあります。
例えば、認定理由では事故と症状の因果関係を否定しているのに、
「症状が強くて仕事ができない」 「事故からずっと頭痛がする」
「私は認定結果がおかしいと感じるため異議申立をします」 「加害者も保険会社も不誠実だ」
という主観的な訴えのみの異議申立をしている場合があります。
一般論として、自分の状態を述べるだけや認定結果に不服を述べるだけの異議申立はお勧めできません。
異議申立をするには、事故との因果関係を否定した理由を覆すために、医学的に明らかにするデータや所見があって、その所見の内容と異議申立書の全てにおいて関連性がある必要があります。
異議申立には、根拠、つまり立証が必要です。
できれば、客観的資料として、医師の診断書や意見書を添付した方がよいでしょう。

異議申し立ての回数について
異議申立ては、損害保険料率算出機構の調査事務所の調査結果に基づき自賠責保険会社が出す等級認定に納得できない場合、何回でもすることができます。ただし、異議申立ては何回でもできますが、同じ資料を提出しても同じ結果が戻ってくるだけなので医師に新しく診断書や意見書を書いてもらったり、必要な検査を実施しなければならないこともあるということを念頭に入れておきましょう。

異議申し立てにはそれなりの準備が必要です
他覚所見もない、ただ本人が痛いと言っているだけのケースでは、本当に痛くて辛くても、医学的に証明・説明できない場合は、自賠責保険における後遺障害の認定上は非該当とされてしまいます。 一因として考えられることは、相手方の保険会社に手続きをすべて任せた結果、立証資料が不足していて、後遺障害診断書の記載不足や検査不足があったためかもしれません。 異議申立てをするにあたって、どのような検査が必要なのかは、非該当となった理由などを分析しながら必要な証拠書類の作成・収集をすることになるので、ケースバイケースといえます。

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異議申立てに必要な資料の集め方

異議申立書の作成

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