更新日:2020/6/30

むち打ち症の治療について

追突事故などの交通事故によってむち打ちになると、主治医は通常は整形外科医が担当します。
受傷直後は痛みに応じて必要であれば痛みどめを飲んだり、シップなどのような外用薬が処方される場合もありますが、通常は入院することはありません。
むち打ちの主な症状である首や肩周辺の痛みは、筋肉が拘縮していることによって起こるため、理学療法では、筋肉をほぐす処置を行います。整形外科でリハビリを受ける場合は、マッサージや電気療法や牽引などの理学療法を行います。
症状がなかなかとれず、めまいや耳鳴りや強い腕のしびれなどの自律神経症状がある場合は星状神経節ブロック治療が効果的な場合もあります。
まれに、脊髄や神経根の障害が明らかで、症状と画像所見に整合性がある場合には、神経の圧迫をとる手術が行われる場合もあります。

比較的軽症のむち打ちではおおむね1~3か月程度で治るケースが多いですが、リハビリを受ければ症状はましになるものの、しばらく受けずにいればまた元通りになってしまって、いつまで経っても根本的に治らないといったケースや、色々な診療科が一緒になって治療する事が必要なもあり、その場合は他の療法を検討する必要があります。
この場合はむち打ちによって筋肉が損傷しただけではなく、神経にも何らかの異常をきたしているものと考えられ、詳しい検査を受けて、神経の状態を確認する必要があります。

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