更新日:2017/7/24

頸椎捻挫(むち打ち症)や腰椎捻挫の後遺障害認定

むち打ち(頸椎捻挫)や腰椎捻挫で後遺障害が問題になるのは、治療期間が長期にわたる場合です。なぜなら保険会社は、むち打ちは3カ月程度で完治するものと主張してくることが多いためです。3カ月を超えて治療を続けていると、治療を打ち切りにしたいなどといってきたりします。しかし、大事なのは医師の判断です。

頸椎捻挫(むちうち症)や腰椎捻挫の治療を継続した結果、頸椎捻挫(むち打ち)や腰痛が治ればよいのですが、概ね半年以上の治療を継続しても症状の改善が見られない場合、後遺症とされ、医師に後遺障害診断書を作成してもらった上で後遺障害等級の認定を受ける事となります。

一般的に頸椎捻挫(むちうち症)や腰椎捻挫が後遺障害等級として認定されることは、難しいと言われています。

頚椎捻挫(むちうち症)や腰椎捻挫の後遺障害は、主に次の3つ評価されます。

12級13号 局部に頑固な神経症状を残すもの
他覚的所見(レントゲン写真・CT写真・脳波検査・脳血管写・気脳写・筋電図等の検査)が認められる必要があります。

14級 9号 局部に神経症状を残すもの
他覚的な所見は認められないものの、受傷様態や治療内容などによって症状の残存が説明可能な場合に認定されます。
具体的には、医学的に証明されないものであっても、受傷時の態様や治療の経過から、被害者の訴えが一応説明つくと判断されるもの。
医学的に証明しうる精神神経学的症状は明らかではないけれど、頭痛、めまい、疲労感などの自覚症状が単なる故意の誇張ではないと医学的に推定されるものとなります。

非該当 後遺障害に該当しないとされたものです。

頸椎捻挫(むち打ち損傷)や腰椎捻挫は、XP・CT・MRI等の画像所見が認められる事例は少なく、本人の自覚症状のみで、痛みなどの程度や症状が第三者から判断できないという場合もあり、後遺障害の認定においてはトラブルが多いといえます。

頸椎捻挫(むち打ち症)や腰椎捻挫を調査事務所が後遺障害と認めるかどうかは「診断書に記載された内容」で判定されます。
ですから、自動車損害賠償責任保険後遺障害診断書に「検査の結果」「首を何度曲げると痛みが出る」「腕など関節機能の痛みのある側(患側)とない側(健側)の曲がる角度の差」「左右の握力」など詳細に症状を記載して、写真などで状態を撮影して証明します。

※検査の結果について
肩や上肢のだるさや痺れは何が原因で起きているのかによって検査が違ってきます。
末梢神経である神経根症状を確認するテストはスパーリングテスト・ジャクソンテスト
腰部のテストとしては、FNSテスト・セラーグテスト・筋反射テスト
神経麻痺であれば、神経伝達速度もしくは針筋電図検査
胸郭出口症候群の圧迫型であれば、鎖骨下動脈の血管造影検査などを行います。

むち打ち症・頸椎捻挫・腰椎捻挫など目に見えにくい痛み痺れについてさらに詳しく知りたい方はこちら

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