更新日:2017/5/24

症状固定についてのアドバイス

症状固定とは、これ以上治療を続けても症状の改善や回復が期待できない状態のことです。
リハビリなどによって症状が一時的に回復しても、またすぐに元に戻ってしまう状態を繰り返している場合も含まれます。
リハビリによって明らかに症状が回復しているときは、症状固定ではありません。

治療を始めて一定期間が経つと、任意保険会社から「そろそろ症状固定にしてください。」と言ってくる場合がありますが、症状固定の時期は、医師とよく相談して決めましょう。
症状固定と判断されたら、傷害による損害が確定します。
症状固定後の治療費は、医学上必要と認められる場合を除き、原則として支払われません。
休業損害も終了します。
症状固定後も治療を続ける場合は、治療費は原則として自己負担となります。

症状固定になったら医師に後遺障害診断書を作成してもらい、後遺障害等級認定の手続きに入ります。後遺障害と認定されれば、傷害慰謝料に加えて、後遺障害慰謝料と逸失利益の請求ができます。

症状固定の時期についての問題(任意保険会社から治療費の打ち切りの話が出てきたら・・・)
保険会社は事故当初の診断書にある全治何カ月という記載を根拠に治療の打ち切りを申し出てきます。ですから被害者がまだ少しでもよくなるかもしれないので治療を続けたいと思っているのに、保険会社が治療の打ち切りの話ばかりをしてくるのは、被害者が症状が残存するが元の状態に戻りたいと思っているのに対して、保険会社は早く支払いを停止したいと反対のことを考えているからです。

それに対し被害者は、その後の通院の過程において医師に必要に応じて、最新の診断結果に基づく診断書を書いてもらうことで、理不尽な治療費支払い打ち切りの申し出に対抗していくしかありません。
医師の診断書は、患者が治療を望んでいるということでなく、客観的に医学上治療の継続が必要かどうかという専門的な判断を記載するからです。

ムチ打ち症の症状固定について
むち打ち症の場合、治療から3カ月程度で任意保険会社が治療の打切りを通告してくることがありますが、後遺障害等級認定の申請をするには、一般的には受傷後、半年以上経過している必要があります。
もし任意保険会社が治療の打ち切りの話をしてきても、痛みなどの症状があるうちは、急いで症状固定にせず、じっくりと治療することが大切です。

【対応地域】
兵庫県加古川市、高砂市、明石市、姫路市、加古郡播磨町、稲美町など東播磨地域を中心にサポートさせていただきます。上記地域以外でも(神戸市西区、垂水区、小野市、加西市、三木市、西脇市、相生市、たつの市、赤穂市、赤穂郡上郡町、揖保郡太子町など)事前にご連絡いただき、事務所への来所が可能な場合はできる限り対応させていただいております。

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