更新日:2017/3/29

後遺障害とは

交通事故の後遺症とは、これ以上治療を続けても改善しない状況のことで、むちうち症や失明、手足の切断など、治療が終わっても障害として残るものをさします。
交通事故の怪我による治療をしても、ある時期になるとそれ以上の改善が見込めない状態になることがあります。また、治療により痛みの緩和がみられても、症状の軽減がはかれない状態も含み、たとえば病院で治療の効果が見られても、家に帰ってしばらくすると元の状態に戻ってしまうような状況も、後遺障害が検討されます。医師はこの状態になると診断書に「○年○月○日治癒(または症状固定)」と記載します。

この状態で、被害者に一定の障害(痛みや傷跡など)が残っていた場合、これが後遺障害と判定されるかどうかで、被害者の請求できる損害賠償の範囲が変わってきます。後遺障害が認定された場合、被害者側は傷害の損害賠償額とは別に、加害者に後遺症についての損害賠償を請求できます。

交通事故による後遺障害は自賠法によって定められており、労災の障害認定の基準をそのままあてはめ、1~14級までの140種類の後遺障害が35種類の系列に分類されて規定されています。

ただし、いくら自覚症状があっても他覚所見が全くない場合は、後遺障害等級が認定されることは極めて困難です。
たとえば、自分が本当にムチ打ちや腰痛等で苦しんでいても、希望どおりに後遺障害の等級が認定されない事も多くあります。

そのため、後遺障害申請をする場合は、主治医に後遺障害診断書の「各部位の後後遺障害の内容」を詳しく記載してもらい客観的な検査も受けましょう。調査事務所は、原則書面で審査しますので、等級認定は「その人の後遺症がどの級のどの号の要件に合致しているのか」「その後遺症は事故と因果関係があるものなのか」を等級認定の基準に沿って、書面から判断するのです。
後遺障害診断書などの提出書面に等級の基準や要件とは関係ない症状が書かれていても認定されません。

適正な等級認定を受けるためには、後遺障害の等級認定の基準や要件を把握して、さらにその後遺障害の立証書面や資料を揃える必要があるのです。

【後遺症の損害賠償額】
①後遺障害に伴う将来の治療費介護料②後遺症による逸失利益③後遺症に対する慰謝料
怪我に対する保険金の他に遺失利益や慰謝料などを損害賠償として請求できます。

後遺障害の判定は、保険会社ではなく損害保険料率算出機構の調査事務所が行います。ここで「後遺障害に該当するのか」の判定や、該当する場合には自賠責保険の保険の支払い金額や「後遺障害等級認定」を行います。尚、自賠責がJAの場合は後遺障害認定の調査は共済連で行います。
ただ、後遺障害の等級認定は非常に厳しく、申立を行っても「非該当=後遺障害ではない」と判定されることが多いのが実態です。
後遺障害が認定されても被害者が感じている症状より低い等級であることも多いです。

この場合には、異議申立という手段がありますが、単に異議申立するだけでは、希望の後遺障害等級は認められにくいので、追加の診断書や新たな証拠となる画像等の検査資料(筋電図やMRIやレントゲン写真など)を添えて異議申立を行いましょう。

【対応地域】
兵庫県加古川市、高砂市、明石市、姫路市、加古郡播磨町、稲美町など東播磨地域を中心にサポートさせていただきます。上記地域以外でも(神戸市西区、垂水区、小野市、加西市、三木市、西脇市、相生市、たつの市、赤穂市、赤穂郡上郡町、揖保郡太子町など)事前にご連絡いただき、事務所への来所が可能な場合はできる限り対応させていただいております。

style="display:inline-block;width:336px;height:280px"
data-ad-client="ca-pub-8657298958258102"
data-ad-slot="3723139678">

被害者請求による後遺障害の申請トップへ

Copyright(c) 2006-2012 行政書士中野智子事務所 All Rights Reserved.
Produce by デザニュー